現在、「保護者支援」に関するセミナーを主に心理職の観点から提供しています。
本日は、なぜ「保護者支援のセミナー」に特化させたのかについて述べたいと思います。
私は現在、企業や法人からご依頼いたいだき、直接訪問し、従業員さんへ研修を実施したり、心理相談やキャリア相談を受けております。
心の悩みがあること、仕事についての悩みがあるのは自然なことです。
それだけ真剣に人生や仕事に向き合っているといえます。
様々な職種の方とお話するのですが、その中でも保育士さんや療育支援に関わっている方とお話することも多いです。
また、元々スクールカウンセラーとして勤務しており、小中学校の先生方ともお話をすることが多かったです。
そんな中、「保護者とのコミュニケーション」で悩まれる先生方が非常に多いことに気づきました。
具体的なお悩みを示すことはできませんが、「こんな保護者にはどう対応すればいいか」「保護者から注意を受けてしまった」「自分が若いから保護者に信頼してもらえないのか」といったご相談は非常に多かったです。
また、残念なことに保護者の対応に悩み、教職を辞めてしまわれる方もいらっしゃいました。
本来、先生と保護者はお子さんの育成や成長のための協力関係になるはずであるのに、保護者に対して苦手意識を持ってしまう、保護者対応がおっくうになってしまっているという状態を見ることが多かったです。
それもそのはず。
専門学校や大学では、「お子さんの心」、「こころとからだの発達」、「お子さんへのかかわり方・教え方」「発達障害について」などのカリキュラムは充実しています。
書籍も多くあり、職員室にはこのようなタイトルの本がたくさんありました。
それに対し、「保護者の対応の仕方」、「保護者の心理」、「保護者のケア」についての学びの場はないという点が気になっておりました。
経験ある先生から若手の先生へのアドバイスも「場数を踏むように」「保護者のご意見をよく聴くように」というものが多いようでした。
そのため、先生たちとしては、自分なりに考え、不安な中、保護者対応・保護者支援を行っているようでした。
ただ、これでは、要領よく対応できる先生もいらっしゃれば、そうでない先生に分かれてしまいます。
このような状態を見て、私は、どの先生方も保護者支援や保護者対応に対しての不安を少なくしていただきたいと考えるようになりました。
不安を解消する方法にはいくつかありますが、「知らないことを減らす」というのが大切なポイントになります。
先ほどの場数を踏むというのは間違いではないと思いますが、どう場数を踏むのか、どんなことを意識したり実践をしてみて場数を踏むのか、を理解しているほうが先生方は安心でき、自分自身の成長も感じやすいのではないかと思います。
このような思いから「保護者対応・保護者支援」に特化したセミナーをご用意しました。
現在のセミナーは下記の通りで3種類用意しています。
経験豊富な講師によるわかりやすいセミナーです。
忙しい先生方が隙間時間で学べるように、動画にしております。
1つのセミナーからご選択できますが、上から順に見ていただくと理解が深まります。
現在に限り、開催記念として1つのセミナーが3,000円/お1人様と特別価格になっております。
先生方全員の共通認識にしていただけるよう、ぜひ、学校や事業所単位でのご利用をお勧めいたします。
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