更新がないことをご心配してくださった皆様、すみません、ちゃんと元気にお仕事を続けております。
2023年はブログも適宜更新していこうと思いますのでよろしくお願いいたします!
さて、皆さまは「両立支援コーディネーター」をご存じでしょうか?
「両立支援コーディネーター」について簡単に説明しますと、「働く人が病気になったときに仕事を辞めずに治療が続けられるようにサポートをする役割」のことです。
労働者(患者)より依頼を受けて、「医療スタッフ」や「事業所」との連携をお手伝いし(あくまで、サポートし)、医療と職場の理解が深まるようにする立場になります。
そのため、以下のような能力が必要になります。 ① コミュニケーション・スキル ② 医療に関する基本的知識 ③ 産業保健に関する基本的知識 ④ 労務管理に関する基本的知識 ⑤ 社会資源に関する知識
もともと一般病院で勤務していたこともあり、病気があっても不安が少なく仕事ができるようサポートすることは大切だと思っていましたので、この「両立支援コーディネーター基礎研修」を受講してみようと決心しました(こちらの資格人気のため、一昨年は受講の選考で漏れてしまい、2度目のチャレンジでした)
大企業では、産業医や専門スタッフが常駐しているので環境整備が整っていますが、中小企業となると、労務管理を行っている人が手探りで行っているのが実状です。
どの規模の企業様でも、両立支援についての知識を活用することで、経験や知識を有する人材を失うことなく、活躍できる環境を作れれば、会社にとっても本人にとっても有益であると思います。
また、「健康経営優良法人」の申請のサポートをさせていただく中、健康経営優良法人の認定要件の1つに、病気の治療があっても仕事を両立支援が企業でなされているかという「治療と仕事の両立支援」が挙げられています。
このように健康経営をすすめる上でとても大切な項目の一つに位置付けられていることからも、企業では両立支援していくことが今後より必要になるのだと思います。
これまでの知識や経験を活かしつつ、両立支援のサポートも力を入れていければと思っています。
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