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従業員が「社員研修を受講したっきり」で終わらせないために研修担当者ができること

  • 執筆者の写真: ラルゴ ココロ
    ラルゴ ココロ
  • 2024年7月13日
  • 読了時間: 2分

年に100以上の社員研修・セミナーの講師を担当していますが、モチベーション高く受講してくださる参加者の方、そうでもない方は様々です(なお、どんな理由で参加された方でもイラストのように寝られることはないように研修の仕組みつくりをしています)。


モチベーションは人それぞれと言ってしまえばそうなのですが、研修前のひと手間をされることで、せっかく研修に参加した従業員さんが、「参加しました!受講しました!」だけで終わらないようにできるかもしれません。


本日は、研修担当者(研修を開催しようと思った人)が研修前に行ったほうがいいことについて解説します。


従業員が「社員研修を受講したっきり」で終わらせないために研修担当者ができること

「受講したっきり」で終わる理由に、研修の参加者に対して研修前に部署で動機づけをしていないということがあります。


「あなた、研修に行ってください」だけでは、参加者のモチベーションは何もなく、結果、「研修に参加しました」ということだけになっていまいます。

研修前には「動機づけ(モチベーション)」が大切になります。


もちろん、参加する従業員さん自身に研修参加のモチベーションを考えて高めてほしいと思うかもしれません。しかし、従業員さんが自ら参加を希望したものではなく、特に経営者や管理者が用意した研修であるならば、動機づけを高める手助けは必要です。


そこで、

「来週の研修は部署のこんな場面で活用できるよ」

「あなたの○といったキャリアにつながるからしっかり聞いてきてね」


など、研修が受講する参加者にとってどう役立つのかイメージさせて、研修参加者の動機付けを高めるようにしましょう。


また、もう少し踏み込んで、「研修で学びたいこと」「(マネジメント研修などであれば)研修テーマの中で現在できていること、課題だと思うこと」についてレポートを書いてもらい、研修講師と内容のすり合わせをするということをしてもいいと思います(研修で受講者の思いを拾うことは大切です。私はこちらの方法を行っていただくときは、事前レポートを参照し研修内容や構成を適宜修正するようにしています。)


こちらがあるとないとでは、研修へのモチベーションが違い、研修での獲得量や今後業務に活かす率なども変わってきます。ぜひそのひと手間を研修担当の方は講師を巻き込みながら行うといいでしょう。

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