私は企業様へ訪問する訪問型の心理士なのですが、心理士の仕事はあまりメジャーではなく、具体的にどのような仕事をするか知られていないことが多いかと思います。
心理士は「心の悩みを聞いてくれる人」というイメージが強いかと思いますが、それだけではありません。
このような「3つの予防」に基づいた介入しています。
働く人の心の不調を予防したいと思って現在の仕事となりました。
そのため、個人的に最も力を入れているのが「一次予防」です。
一次予防では、職場に大きな問題なくこれており、仕事をしている人が対象になります。
「元気な人は元気なままで」という思いで、メンタルヘルス不調の防止として、ストレスマネジメントやコミュニケーションなどの研修・セミナーを行ったり、ストレスチェックを行っています。働き方をどうしていきたいか、キャリアビジョンを整理するためのキャリア面談も行っています。
二次予防では、働いてはいるものの、心身がしんどくなっている方が対象です。
「悪化(重篤化)させない」ことを目指して介入しています。
具体的には、心理面談やカウンセリングをし、個別に密に支援を行います。
三次予防では、メンタル不調者の方の支援を行います。
休職の相談(休職を迷っている、休職するのが不安な方からの相談)や復職の相談や復職のプランニング(復職のステップについて本人と会社と共に決めていく)を行っています。
これからも心の不調予防の支援を行っていきたいと思います。
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