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対人援助職のバーンアウト(燃え尽き症候群)

様々な業種の企業さんへ心理士として訪問させていただいていますが、半数は対人援助職の法人や会社へ訪問させていただいております。


病院や福祉、介護等で働く対人援助職の方々は燃え尽き症候群(バーンアウト)になる方が多いといわれています。


バーンアウトとは、それまで熱心に仕事に邁進していた人が、突然やる気を失ってしまうことをいいます。 バーンアウトは、アメリカの精神心理学者であるハーバート・フロイデンバーガーが1970年代に提唱した概念です。


対人援助職のバーンアウト(燃え尽き症候群)

労働の種類には、肉体労働、知能労働、感情労働というものがあるそうです。


対人援助職は、体を使う肉体労働や知識を使う知能労働を用いるだけでなく、コミュニケーションなどの感情をめぐる高度なスキルを扱う業種と言われています。


また、対人援助職は援助者を優先し、自分のことは後回しになりがちです。


職業上、自分が後回しになってしまうことはあるかもしれませんが、その後に自分自身のケアをしない、エネルギーを補充しないでいると、心の状態がいっぱいになってしまい、結果としてバーンアウトになる可能性があります。


仕事にやりがいを見出している対人援助職の方がこれからも長く、心穏やかに仕事をしていくためには、自分自身のケアの仕方、自己肯定感を育てるということをしていただきたいと思っています。



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