意見が合わない、クレームをしてくる相手に対しては、かかわりにくく、かなり気を遣い、疲れてしまいます。
気持ち的にはあまりかかわりたくないというのが本音ではないでしょうか。
そんなときは、まずは、自分が「相手をどのように見ているか」について一度考えてみましょう。
・自分と年齢が違い過ぎる人
・文句・クレームの多い人
・性格に難がある人
・メンタル不調を抱えている人
「本当のことだ!」と言いたいかもしれません。
しかし、このような見方をしているとネガティブなイメージや先入観が先に立ち、敬意を払うという気持ちを忘れてしまいます。
よくコミュニケーションのテクニックを聞かれますが、そもそも、「相手への敬意」がなければ、その上にどんな技術や理論を載せたとしても、信頼関係につながるコミュニケーションにはなりません。
「大切な人として、丁寧に対応すること」がすべての基本になります。
誰もを好きになれというわけではありません。
しかし、まずは「かかわりにくい」という思い込みが自分にないかを客観的に見てみましょう。
また、かかわりやすさや話しやすさという点で、他者への好感を抱くかどうかに違いはあるかと思いますが、コミュニケーションや支援に「差」をつけていないかについて、立ち止まって考えてみましょう。
まずは、自分の行動や思いを俯瞰的に見ることがよいコミュニケーションの第一歩になります。
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