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相談を受けたとき、他の人の話は持ち出さない


相談を受けたとき、他の人の話は持ち出さない


働いていると会社の後輩から相談を受けることがあるかもしれません。


そんなときのポイントはいくつかありますが、そのうちの1つに「他の人の話を持ち出さない」というのがあります。


「相談する」人の心理としては、今の自分に自信が持てない、受け止めてほしい、認めてほしいという気持ちがあります。


相談相手に選ばれるということは、この人なら相談してもいい、きっと共感してくれて、自分の思いを聞いてくれると思われていたり、的確なアドバイスがもらえるかもしれない、と思われているからこそです。


相談とは、まずは、受け止める、自信を育む、認める、ための場所だと思いましょう。


それがしっかりと行われたうえで、情報提供やアドバイスをしましょう。


その時に、「似たようなケースがあって、Aさんは積極的に対応して早く解決できていたからその通りにやってみよう」「Aさんができたからきっとできるよ」などはお勧めしません。


話の中で印象に残りやすいのは「他の人の話題」であることが多く、上記の言い方だとAさんと比べられているように感じてしまいます。


また、似たようなケースであっても状況等が必ずしも同じということはないので、その点を理解し、安易に持ち出さないようにしましょう。


しかし、手がかりになる情報提供として紹介するのであれば、それをやった人に焦点を当てずに、やったことに焦点を当てるのはいいでしょう。


「もしかしたらこういった方法がうまくいくかもしれない」など誰かの名前を持ち出すのではないアドバイスの仕方です。


そして、その方法をやるように強制しないのも大切です。


繰り返しになりますが、相談の場とは、相談者を受け止め、認め、自信を育むための場所であることを理解しておきましょう。




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