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「復職前面談」で行っていること

更新日:6月24日

主な仕事の1つに、うつ等で休職した人の復職支援があります。


復職支援で最も大切だと思っていることは、復職後の再発を予防することです。


復職前面談で行っていること


再発を予防するためには、いくつかポイントがあります。


まずは復帰を焦らないこと・十分な回復をしているかチェックする必要があります。


復職前には、下記でチェックしてみるといいでしょう。


□ 生活リズムが安定しているか

□ 3食十分に食事が摂れているか

□ 夜間の睡眠が安定しているか、

□ 職務時間に相当する時間帯に昼寝などをせずに過ごすことができるか

□ 掃除・洗濯などの家事が一通りできるか

□ 適度な運動(1日あたり8000歩程度など)ができるか


上記は、主に体や生活のことのチェックです。


気持ちだけ回復しているつもりでも、体や生活が整っていないままの復職はリスクが高いです。


さらに復職前面談では、復職の意欲について尋ねたり、再発を予防するための話し合いをします。


具体的には、今回休職になった経緯について自分なりに分析してもらったり、今後誰に助けを出していくかについてです。


休職となった原因を探すのは、あまりしたくないことかもしれませんが、「なぜ」こうなったかについて明らかにすることで今後の再発を防ぐための第一歩になります。反対に言えば、明らかにしていないと、同じことを繰り返してしまい再発のリスクが高まります。


そのため、復職前面談ではじっくりとこれらの点について話し合い、再発を防ぐ準備をします。


そして、復職後も面談を行います。準備と実際では異なることが多いからです。


復職準備と復職直後の伴走で、再休職の防止率を高めていきましょう。

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