9月4日のセミナーでも取り上げている「傾聴」についてですが、傾聴は受容と共感をしながら話を聴くということです。
相手の話に耳を傾けてうなずきながら聴いていると「傾聴」した形にはなります。
しかし、「共感」をしている思いがあることについては、こちらが伝えなければなかなか相手に伝わりません。
共感とは、話を聴いて「わかります」というのではなく、本人も気づいていない本当の思いや言葉に出せなかった思いを言葉で返すことです。
つまり、話を聴いて、「悲しかったですね」「苦しかったですね」など、相手の思いを言葉で表現することが「共感」になります。
共感をするためには、相手の話を聴くだけでなく、相手の思いを考えながら聴き、さらに相手の思いを言葉にして表現することが大切です。
共感された相手は自分の思いを再確認することで、「この人は私の気持ちを理解してくれているんだ」となり、癒しや信頼が生まれることになります。
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