ココロラルゴ

9・10月は新入社員さんとの面談をすることが多い時期です。 4月に入職した新入社員に対して、9月や10月に心理士がフォローアップ面談を行うことには、いくつかのメリットがあります。半年程度経過したタイミングでのフォローアップは、新入社員の職場適応やメンタル面の安定をサポートする絶

今日は産業心理職が関わる人について書こうと思います。 公認心理師の働く場所の多くは、医療機関と教育機関です。 私は、医療領域での経験が最も長く、教育機関の心理職としても勤務していたことがあります。

イメージの力は侮れません。ぜひ、モヤモヤや嫌な出来事に対してはイメージの力も使って自分の外に出していきましょう。 あまり難しく考えず、何かをするついでにやってみるといいでしょう。

近年、働く世代に増えてきているのが「脳疲労」です。 その名の通り「脳の疲れ」であり、マルチタスクのし過ぎやパソコンやスマホの見すぎによる疲労のことを指します。

「心がモヤモヤする」「なんだか嫌な感じ」という現象になったことはありませんか？ この現象をスッキリさせたいときは、モヤモヤに対して、「名前」を付けてみましょう。 「悲しみ」「恥」「不安」「恐れ」など、当てはまるネガティブ感情語を探してみましょう。

寝る前にあれこれと考えてしまうことはありませんか？ 例えば、 「あの人の態度イヤな感じだったな…」 「なんであんなミスしたのか…」 「私の人生これでいいのか…」 など、寝る前に考えてしまうことがあるかもしれませ

カウンセリングやキャリア面談を行う際に、自己を振り返っていただく場面がよくあります。 今の自分自身は？理想とする自分は？という点を明確にすることで、どこに向かうのがいいのかということがわかりやすくなります。

毎日やることが多くて疲れている人は一度、「しなくてもいいこと」で自分の時間や心を圧迫していないか考えてみましょう。 「あれをやろう」「これをやろう」と様々な挑戦は大切ですが、やることを増やしていくとその分時間や心の余裕がなくなるので、何を削るかも大切にしましょう。 今日はやら

9月4日のセミナーでも取り上げている「傾聴」についてですが、傾聴は受容と共感をしながら話を聴くということです。 相手の話に耳を傾けてうなずきながら聴いていると「傾聴」した形にはなります。 しかし、「共感」をしている思いがあることについては、こちらが伝えなければなかなか相手に伝

働いていると会社の後輩から相談を受けることがあるかもしれません。 そんなときのポイントはいくつかありますが、そのうちの1つに「他の人の話を持ち出さない」というのがあります。 「相談する」人の心理としては、今の自分に自信が持てない、受け止めてほしい、認めてほしいという気持ちがあ

同僚と意見が合わない、クレームをしてくる相手に対しては、かかわりにくく、かなり気を遣い、疲れてしまいます。 気持ち的にはあまりかかわりたくないというのが本音ではないでしょうか。 そんなときは、まずは、自分が「相手をどのように見ているか」について一度考えてみましょう。

まずは、療育支援者Labo.のページを新たに追加しました。 これまでは、こちらのブログやSNSでの情報を更新していましたが、ページがあることでまとまった確認がしやすくなるのではないかと思います。 その他のホームページのリニューアルも徐々に行っていきますので見守っていていただけ

コミュニケーションの才能がある人がコミュニケーションが上手で、才能がない人はコミュニケーションが苦手なのでしょうか？ 私は、コミュニケーションは「才能」ではなく、「技術」だと思っています。 つまり、今はコミュニケーションが苦手でも、訓練することで高めることができるものだと思い

よく「自分の機嫌は自分で取りましょう」と言いますね。 イライラしたときに、深呼吸をしたり、おいしいものを食べて対策するのも間違いではなのですが、自分が不快になりやすい状態を知って、あらかじめ満たしておくことが大切です。

怒りとうまく付き合うなら「怒り」を毛嫌いしないことが大切です。 「怒りのコントロール」についての研修を行うことがありますが、まずは怒り感情の意味についてしっかり学んでいただくようにしています。 怒りや落ち込みなど、一般的に嫌われる感情にも大切な意味があります。

ここでいう「肯定語」というのは、「元気だ！」「大丈夫！」と無理に発する言葉ではありません（もちろんこの言葉がいけないということはありません）。   例を以下に挙げます。 ・  小さいお子さんに飲み物を運んでもらうとき、「こぼさないでね」（否定語）、「しっかり持ってね」（肯定

自分のパーソナルスペースに快の感情につながる好きなものを飾ることはリラックスに効果があることを知っていますか？ 人間と環境は1つで成り立つという考え方があります。   自分の周りの環境によって、自分の気持ちが変わってくることが度々起こるのです。

キャリア相談で使用するツールの1つに「ライフチェック」というものがあります。 私たちは、人生の様々なテーマを同時に考え、行動しています。 しかし、それはぼんやりとしていることがほとんどです。 キャリアを構築するためには、現在地を知ることが大切です。 自分の現在地「今、ここ

「保護者とのコミュニケーション」で悩まれる先生方が非常に多いことに気づきました。本来、先生と保護者はお子さんの育成や成長のための協力関係になるはずであるのに、保護者に対して苦手意識を持ってしまう、保護者対応がおっくうになってしまっているという状態を見ることが多かったです。

仕事で安心感のある人、人望がある人には、ある共通点があります。 それは「バタバタせわしなく動いていない」という点です。 安心感のある人は、無駄な動きはなく、スピーディーに仕事は成し遂げますが、バタバタは動き回らない。